館外展示 土岐市制70周年記念事業『十五人の陶工-土岐の無形文化財-』
土岐市は、美濃焼はじまりの地であり、1400年続くやきものの町です。安土桃山時代から江戸時代初めにかけて、日本の陶磁史に燦然と輝く美濃桃山陶『黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部』を生み出し、現代に至るまで多種多様なやきものを生産し続けてきました。長い歴史の中で育まれた様々な伝統技法は今もなお継承されています。それら伝統技法を受け継ぎ、再現するだけでなく、発展させて独自の作風にまで昇華させた優れた陶工たちは、国・県・市の無形文化財に指定されてその技術と功績を顕彰されてきました。
本展では、市制70周年を記念して土岐市が誇る15人の無形文化財保持者の作品を展示し、これからも受け継がれていくであろう陶芸の伝統と技術を紹介いたします。
※土岐市美濃陶磁歴史館は、新博物館へ建て替えのため休館中です。本展覧会は休館中の館外展示として開催します。